脂肪注入法のデメリット

バストサイズの持続時間とサイズアップの限界

豊胸のため脂肪注入したのち、脂肪が定着すれば半永久的に持続しますが、定着しなかった場合は脂肪が吸収されるので、施術直後から徐々にサイズダウンしていきます。脂肪が定着する量、脂肪を吸収する量は個人差が大きく、施術直後からどれほどサイズダウンするのかについての見通しは立てられません。

また、自分の脂肪を吸引し、胸に注入するので、吸引できる量の脂肪が必要になります。吸引した脂肪は不純物を取り除くために精製されるので、吸引した脂肪の量に比べて、かなり少ない量の脂肪しか残りません。加えて、皮膚が高い伸縮性を保持している必要があります。伸縮性が低いと、脂肪が十分にあっても少しの量しか注入できません。つまり、大胆なサイズアップは望めません。

脂肪注入法でどれだけの効果が挙げられるのかは、個人差がはっきりとでるので、手術前のカウンセリングなどでの確認を怠らないようにしてください。

しこりができる可能性がある

バストにある脂肪細胞は、周りの細胞から栄養を吸収して定着します。しかし、栄養が十分にないと脂肪細胞が壊死し、その周りにコラーゲンでできた膜が生じます。この膜で覆われた、壊死した脂肪細胞の塊をしこりと呼びます。放っておくと、瘢痕組織と呼ばれるものが発生して炎症を引き起こします。炎症は痛みを起こす可能性があるので、気づいたらすぐに除去手術をしなくてはなりません。しかし、しこりは徐々にできるので気づくのが困難です。セルフチェックをこまめに行ってください。

しこりは、吸引した細胞に不純物が混ざっていたり、大量の脂肪を注入したりすると発生しやすくなります。しっかりとした技術、ノウハウをもった医師、クリニックをしっかりと調べましょう。